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摂取カロリーと寿命の関係

高カロリーの食事を続けていると、肥満や高血圧といった生活習慣に起因する病気になりやすく、健康に問題が生じるだろうと考えられますが、摂取カロリーと寿命の関係は、どうでしょうか?

 

このような研究テーマは、健康・医療を研究テーマにしている研究者の間において、重要な研究テーマになっており、色々な研究機関にて、特にアカゲザルを使った実験が行われております。

 

現在のところ、摂取カロリーと寿命に関しては、複数の異なる結論が見られ、まだ明確な結論には至っていないようです。

 

具体的には・・・・
摂取カロリーが少ないほうが寿命が長くなる
米ウィスコンシン国立霊長類研究センターの研究結果

 

摂取カロリーと寿命との間には関係がない
米国立老化研究所(National Institute on Aging、NIA)の結果

摂取カロリーが高いと健康問題は発生する

しかしながら、摂取カロリーが高いと、内蔵や血管に負担がかかることから、健康を害することが分かっており、アカゲザルを使った研究結果においても、低カロリー食(30%減)を食べていたグループの方が、糖尿病や心疾患、がんの発症例が少なく、 またオスではコレステロール値も低くなったことが分かっています。

 

やはり、摂取カロリーが高すぎると健康への影響があるようですから、日々の食生活は適切なカロリーコントロールを行いたいですね。

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睡眠時間と寿命の関係
睡眠時間と寿命との関係については、睡眠時間が6.5〜7.5時間が最も死亡率が低く、それ以外は、短すぎてもよくないが、長すぎてもよくないという結果が大規模実験の結果から得られています。